「キングダム」の漫画を現実社会へ活用応用する
『キングダム』は原泰久によって現在も連載が続いている漫画です。
以下、Wikipediaよりあらすじの概要を簡単に紹介します。
この『キングダム』は、内容の広さ・深さもあって個人的には大好きな漫画でもあります。
今日は、経営学用語「PM理論」でキングダムの良さを解析した記事があったのでご紹介。
プロジェクトの成功をおさめるために「知略」の力と「本能」の力どちらが必要なのか?
これがテーマになっているわけですが、実際にキングダムの中でもそれを物語っている1シーンがあります。
王騎将軍が、"本能型"の極みにいる秦の麃公将軍と敵国魏の"知略型"呉慶将軍が一騎打ちするシーンで語った一言。
( ©原泰久/集英社 第7巻より抜粋)
実際に、この戦いでは一騎打ちの末に、麃公将軍が勝つことになったわけですがここから学ぶこともたくさんありますね。
虎は海では魚に絶対に勝てないように、戦う土俵というのを明確にしなければなりません。
「PM理論」で言う(PM型、Pm型、pM型、pm型)の4つにわけられた「成果もあげられ、集団をまとめる力もある」という「PM型」という完璧な存在は数少ない人間です。
だから、自分が活躍できる場所としうのを明確にして、その上でお互いに得意分野を活かしてチームプレーすることが重要ですね。
これは、現実社会の組織運営においても非常に重要。
キングダムの中でも有能な存在として秦の最大のライバルとなる趙国の李牧がいます。
趙国の三大天の一人でもあり、宰相というポジションでもあるわけですが、ストーリーの中でこのような言葉を発するシーンがあります。
( ©原泰久/集英社 第7巻より抜粋)
かつては武将としても前線で活躍した李牧ですら、自分の立場をわきまえて、あえて”知略”に徹することを断言したシーンです。
高いレベルで自分の能力を発揮することは、どんなシチュエーションにとっても必要です。
それでも人間完璧な存在はいません。
"本能型"と"知略型"を兼ね合わせた「PM型」の完璧な人間というのはなかなか存在しません。
だからこそ、個と全体をバランスよく舵取りをして行く必要リーダーが鍵を握るのかなと思います。
以前、キングダム関連の記事を書いているので是非合わせてお読みください。