「責任をとる」という仕事は全産業共通して人間にしかできない
『変なホテル』というものをご存知ですか?
多言語対応のロボットが受付対応を行い、荷物の移動なども全てロボットが対応する無人ホテルというのが話題を集めていますね。
近いうちに一度は宿泊してみたいと思っています。
今は、長崎の一号店に引き続き、17年3月に千葉県浦安にもオープン、17年8月には愛知県にもオープンとのことで、この波はどんどん加速していくでしょう。
そんな中、面白い記事を見つけたのでご紹介。
無人化を進める一方で、「ロボットに任せられること」と「人間にしかできないこと」が見えてきたということですが、非常に興味深いですね。
ロボットに任せられることとは?
ロボットが得意なところ、任せられるところとしては、このように紹介されていました。
人間ほどの質の高いサービスは提供できなくても、ロボットなら常に一定のサービスレベルを確実に提供することができるメリットがあるのです。これが、人間との大きな違いであり、ロボットならではの良さです。
また、逆にロボットで難しいところは、清掃における技術的なものや繊細なもの。
髪の毛一本まで落ちていない状態にするベッドメーキングなどはまだまだ自動化は難しいそうです。
それもこれから技術の進化によって解消されるとは思いますが、まだ先になるというお話ですね。
また、QAも充実して部屋内のタブレットなどから調べることができたとしても、やっぱり前例にない質問などの対応は人間がやらないといけないそうですね。
(これは当然と言えば当然か・・・)
過去のデータやパターンを使った回答は機会が得意でも、新しいものに対する対応はまだまだ人間にしかできないということですね。
人間にしかできないこととは?
なるほどと思った言葉なので、これはそのままご紹介しますね。
「責任をとる」という仕事は、どんなにテクノロジーが進化しても人間から奪えないのです。これは、全産業に共通することです。
例えば、緊急時の対応など、最終的に問題があった時の責任と対応は人間にしかできない。
そりゃそうかという気持ちですね。
ロボットは感情があるわけではないので、決められたことを決められた通りにやるもの。
何か問題が起こった場合にとたんに応用が利かなくなるリスクは当然ありますね。
当然、問題が起これば、
人間がやっていたら・・・・
人間がしていれば・・・
たらればの話になる気がしましますが、
この「責任をとる」ということは社会問題にも通じる重要なテーマだと思いますね。
作業やタスクはロボットの進化・発展によってどんどん自動化が進む。
しかし、人間の倫理・道徳的なもののに感じる「責任」ということに対して
どう向き合っていけばいいか悩まされますね。
いずれにしても、労働者が減って行くのは間違いありませんね。
これからロボットやAIがあらゆる産業に広がって行くことを考えた時、私たちは働き方をどう変化させて行く必要があるでしょうか。
それを一緒に考えていきたいと思います。
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