AIが登場していく時代だからこそ共有したい技術
科学技術の恩恵を受けて、今の時代は間違いなく便利になってきました。
衣食住の豊かさは加速し、車や飛行機、スマートフォンの登場によって、
時間や空間の障壁はどんどんなくなってきました。
そして、科学技術はさらに進化発達し、AIやロボットまでが登場してきている時代。
別の表現をするならば、「科学技術の一辺倒の時代」ともいえるでしょう。
ナノテクノロジーも進化して、人間の体に埋め込むようなインプラント型のコンピュータチップも登場し、
脳にまでそのチップが入っていくことは時間の問題とも言われていますし、実際に実現されているという話もチラホラ。
この先一体、人間の開発領域はどこへ進んでいくのでしょうか。
そこに考えを進めていると、絶対に考えなければならないクエスチョンが出てきます。
それは、
どこからどこまでが人間なのか?
人間とは何なのか?
科学のような現象的な質問から、哲学ような本質的な質問に自然とうつっていきます。
一言で言うと、『人間に対する再規定』の問題です。
科学技術の進化では、人間の本質深い幸せや欲求、尊厳を満たすことは絶対にできません。
何かを得るというのは相対的ですし、限界があります。
人間に対するイメージ、人間の認識方式そのものがバージョンアップしない限り、人間疎外の世の中になっていくでしょうし、一番深いところからの変化は絶対につくれないのです。
これから人類が一番注力して開発するべきは、人間の意識空間・認識空間です。
人間と人間以外をわけたときに、科学技術は人間を進化させるものではなく人間以外を進化させてきました。
認識技術は人間そのもの、人間性能を一段階上昇させる技術です。
時代が必要としている最先端技術。
科学技術すら底上げすることができる未来技術。
ぜひ、その技術に興味を持っていただければ嬉しいですね。
先日、12月18日に大阪の国際会議場で開催したJAPAN MISSION PROJECTの講演の中で、認識技術に対するプレゼンテーションがありましたが、その動画がYouTubeにアップされました。
その技術に興味を持っていただければ嬉しいですね。
30分くらいの動画ですが、ぜひご覧ください。
▶︎人工知能を越す人間性能の進化