映画『VR ミッション:25』現実と仮想現実と境界線はどこに!?
ふと目に止まった映画『VR ミッション:25』という映画を見ました。
公式ホームページのストーリーを引用するとこんな感じです。
参加者8名、主催者:不明。裏切りのデスゲーム、開戦。
近未来のニューヨーク。閑散とした高層ビルにある「ザイバツ・コープ」社のオフィスに、8人の男女が集められた。彼らはオンラインゲームの名手で、最新テクノロジーを総動員して作られた最新型バーチャル・リアリティ・ゲーム「ザ・コール・アップ」をいち早く体験できるという、夢のようなチャンスを得たのだ。彼らは高分子マトリックス製のスーツとヘルメットを着用し、完全没入型のバーチャル・リアリティ・ゲームのプレイを始める。リアルな戦場さながらのゲームの世界に興奮するのも束の間、彼らはすぐにこのゲームが罠であることに気づく……。
ゲーム展開自体は今まで同じような映画という印象ですが、VR空間と融合したという意味では今の時代ならではだと感じました。
人工知能に関連した映画は少しずつ増えて来ましたが、攻殻機動隊のような電脳空間やVR空間と連動したような映画はこれからどんどん増えて来るでしょうね。
映画を通して伝えたいメッセージとは!?
さて、この映画を通してどんなメッセージを伝えたいのか?
これは結構重要なことだと思います。
VR空間と言えば、ヘッドセットをつけて仮想空間を立ち上げてその場にいる感覚を味わうものですが、映画の中で描かれたものはもっと進化していますね。
体が存在するのは現実空間にもかかわらず、特殊なスーツによって
視覚情報・聴覚情報、そして感覚までもがリアルに再現される世界
現実なのか?
仮想なのか?
現実と仮想の融合なのか?
現実と仮想の境界線が曖昧になっていく?
近未来に描かれる姿としてリアルだなあという印象ですね。
危機感を投げかけるという要素も考えられるし
現実になり得るという示唆としての要素も考えられるし
没入感が人を狂わせることになるということも考えられるし
例えば超リアルな殺戮ゲームはゲームの中では合法になるのか?
など
考えるべきテーマは非常に多かったです。
サバイバルゲームなど
現実空間とVRが融合した新しい施設はこれから増えて行くでしょうね
最後の言葉が非常に印象的でしたが
「人間は痛い目にあって初めて真実に気づく」
とありました。
科学技術によって人間は何をしたいのか?
どうあるべきなのかを考える時代のタイミングに来ているのだと思います。