時間という因果に縛られるのが人間の性
過去に縛られるのが人間
人間というものは、いつも過去に縛られます。
つまり時間の因果に一番支配されていると言えるではないでしょうか。
日々の意思決定は自分の過去の経験や体験が中心になるし、
過去のマイナスイメージに思考が引っ張られるということは皆さんも多いと思います。
もっとあーしたら良かった、こーしたら良かったというような過去に執着も生まれやすいですね。
過去からずっと繋ぎとめられている鎖のようなイメージでしょうか。
時間は存在するのか?
そもそも時間というのは本当にあるのでしょうか。
過去・現在・未来で大きくわけたとき、それらの概念を生み出しているのは人間です。
真実の世界は今この一瞬しかありません。
人間の脳が作り出した錯覚をどう観るのか。
実は、このことはめちゃくちゃ重要です。
時間感覚を超越した世界というのがわかりやすいものが映画の1シーンであります。
それが、映画『インターステラー』の中で主人公のクーパーがブラックホールの特異点を通過した先のシーン。
時間や空間が安定しない無限に何かが広がっている世界。
過去・現在・未来が全て含まれた5次元の世界。
真実の世界というのは、この3次元立体(x,y,z)の空間と時間1次元を成り立たせている5次元の世界。
その真実に基準点がセッティングされたとき、
時間というもの
空間というもの
存在というもの
それらがきれいに整理できるわけなんですが、この5次元のイメージは認識技術の2日間のセミナーで誰でもわかる形でご案内しているので、興味ある方はチャレンジしてほしいですね。
時間というものは絶対固定ではありません。
『インターステラー』の中では、クーパーがある惑星に行って帰ってきたら惑星の外で待っていた人との時間経過が数年違うというシーンがあるように、この宇宙というものは空間や時間が歪むわけで、当然存在の質量も変わるという相対的な世界だということですね。
時間も空間も質量も固定であるように思うのは人間の観点。
それらを生み出す根本の作動原理だけがあるというのが真実の世界です。
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時間を超越していく感覚
時間も時間じゃないものからできているし
存在も存在じゃないものからできている。
このイメージを持つことは皆さんできますか?
パソコンもパソコンじゃない素材が集まって作動してパソコンになっているし
人間も人間じゃない素材が集まって作動して人間になっています。
同じように
時間も時間じゃない素材が集まって作動して時間になっている。
量子力学のミクロの世界では、位置が特定できない波動性の側面と位置が特定できる粒子性の側面の二面性が同時にあるというイメージがあれば感覚的に理解しやすいのですが、人間が観測するすべての実在は実在していない。
人間の脳のフィルターを通した世界から論理とイメージを使って外に出ることができない限り、
時間感覚を悟ることはできないし過去・現在・未来を超越することはできません。
人間の脳は
・全体を取れない
・共通点を取れない
・今ここが認識できない
・無限を認識できない
という特徴があります。
人間の脳機能の限界を規定できることができたとき、それを突破することができる技術に対してニーズが生まれます。
その人間の脳の限界を是非皆さん味わいながら、新しい生き方をしていく道である認識技術に可能性を感じてもらえれば嬉しいですね。
時間の因果を超えた世界から現実を見ることで、
エネルギー・イメージ・ロジック・感情の見えない無意識から
思考・表情・言葉、行動、関係構築の意識化できる部分まで
すべて条件によってコロコロ変化しない絶対性を持った生き方に繋がって行きます。
過去・現在・未来もない今この一瞬間を感じる心。
その心からスタートする新しい生き方を共有していきたい想いでいっぱいです。