私たちが住んでいるこの世界は「現実」なのか。
時空を超えて「この世界は“現実”なのか?」
先日、NHKで放送されていた番組です。
番組紹介はこちら
私たちが生きている世界は現実なのか?あるいは幻なのか?自分に都合よく理解できることだけを選択して、自分にとっての現実を作りだしているだけではないのだろうか?
私たちは自分の感覚器官が集める情報のうち、脳が処理できる分だけを選択して「現実」と捉えているのではないか?さらに私たちが処理できないものの他に、電波や素粒子など、知覚できない存在もある。また、三次元よりも高度の余剰次元が存在するという考え方や、二次元以下しか存在しないのではないかという説もある。夢の中に生きている、あるいはコンピューターによるシミュレーションに過ぎないという説まで多角的に謎に迫る。
私たちが住んでいるこの世界。
現実だと思っているこの世界は本当に「現実」なのか。
時間、空間、存在など
全てが存在していると言えるのか。
自分が見ている世界が絶対なのか。
これらの問いが投げかけられているわけですが、まだ人類は共通の答えを出してそれを受け入れているわけではないという現在地がよくわかる番組でした。
とは言え番組を通して感じたことは、こんなテーマに迫る番組が公的に放送されるような時代になったのかというのが正直な感想です。
微妙な言い回しなどは違っているからもしれませんが、
番組の中で紹介されていた言葉を少し引用します。
私たちがが見ている世界は錯覚なのかもしれない。
全ての情報でなく、一部の情報だけで判断している。
そうしないと脳が処理できない。
自分と自分以外の世界を認識するときに絶対的に必要な道具が脳です。
であるならば、「現実」を認識する上では人間の脳と密接に関係しているということが言えます。
また、逆の言い方をすれば、脳機能の解明が進むにつれて現実の正体がわかっていくということでもあると思います。
脳は、世界をありのまま認識できません。
100%正しく観測・観察できる人間はいません。
5感覚は不完全であるが故、情報を引っ張る量や精度にも限界があります。
だから私たちが見ている「現実」は条件付けられていて一部分の情報でそれは真実ではないということです。
しかし、番組でもそうでしたが、「現実」が100%錯覚だという答えには行き着いていませんね。
「真実」「現実」「事実」が何なのか
もっと明確に定義していく必要があると感じます。
この世界の実態
ここからは、番組の内容を私なりに補足をしたいと思います。
真実の世界は、「条件によって変化しない永遠不変の世界」
現実の世界は、「人間の5感覚を通して立ち上がる世界」
事実の世界は、「人間共通のルールを当てはめた客観的な世界」
と規定した時、
現実・事実は条件付けられた世界であるため、真実ではありません。
AさんにはAさんの世界
BさんにはBさんの世界
が繰り広げられているわけです。
こちらについては、先日少し記事でも触れているの興味のある方は参考にご覧ください。
認識技術では、「人間と人間の宇宙は100%錯覚」だと言い切っています。
まだ時代が明確にそれを受け入れていないというだけで、
真実の世界以外は全て条件付けられた相対的な世界です。
だから、
人間と人間の宇宙は実在しない。
自分と自分の宇宙は実在しない。
と言い切っています。
では、真実の世界に対して、
真実とは何なのか(what)
なぜ真実は観測できず、あるように見える認識画面が立ち上がっているのか(why)
どのように真実から現実、事実が生まれるのか(how to)
これらの問いに明確に論理とイメージを通して答えを出す必要があります。
それらは、認識技術のセミナーでお伝えしているのでぜひセミナーを通して内容と出会ってもらいたいなと思いますので、興味のある方はご受講いただければと思います。
人間の脳のフィルターを通して見える世界というのは非常に複雑です。
多様な模様やカラー、境界線があるように見える。
しかし、真実の姿というのは非常にシンプルな世界です。
シンプルから複雑世界を作っているのが人間社会です。
人間と人間の宇宙は実在しない
自分と自分の宇宙は実在しない
時代の新常識が一般常識化されたとき、一体どんな社会にシフトチェンジしていくでしょうか。
時代のトップランナーとして走っていきたい人は要チェックの内容です。
「無」を受け入れたとき、目に見える世界は180度大転換していきます。
新しい時代を共に創っていきましょう。
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- 自分と自分の宇宙は無い - 科学誌「Nature」で発表された量子力学の実験結果が示す革命的な世界観
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