2018年にコンピュータが脳を超えるなら人間は何するべきなのか?
ソフトバンクの孫正義さんが2003年くらいに言った言葉でもありますが
「2018年にコンピュータは脳に追いつく」
というのは、有名な話です。
具体的なことがどういうことかと言うと
技術の進化によってコンピュータチップ1枚に組み込まれるトランジスタの数が
脳細胞の数である300億個に到達するという話。
人間の脳とコンピュータは同じ仕組み
そもそもこの話を深く考える前に、人間の脳とコンピュータが同じ仕組みで動いているということをまずは理解しておく必要がありますね。
人間の大脳にはシナプスという脳細胞が300億個あると言われています。
そのシナプス同士がくっついたり離れたりすることで、電気信号が流れていくというのが脳の構造ですね。
そして、トランジスタの機能を見ても同じ。
OnかOff。電気が流れるか流れないかの2パターン。
この処理をするトランジスタがコンピュータチップ1枚に300億個入るというわけです。
つまり、機能的には2018年には人間の脳と同等の機能を持つようになり
それから先もっとコンピュータチップが優れていくというわけですね
技術的進化は倍々ゲーム(指数関数的)で進歩していきます。
時代は大きなパラダイム転換を迎えようとしている
最近では、ディープラーニングという言葉をよく聞くようになったと感じる人が多いと思いますが、
たんに処理能力が向上したという話で止まるものでは当然ありませんね。
コンピュータの学習方式そのものに革命が起きているわけで、
人間の知能を代替しそれを超えていく可能性が十分にあり得るということです。
囲碁や将棋で人間が今まで思いつかなかったような一手を打ったり
過去の膨大な医療情報から人間が判断できなかった病気をコンピュータが診断したり
ありとあらゆる分野でコンピュータが活躍する時代が近い将来間違いなく来るでしょう。
時代はまさに大転換のタイミング。
人間はこれから何をするべき存在なのか??
人間にしかできないことはなんなのか??
それれが問われる時代とも言えるのではないでしょうか。