人と繋がりたいけど繋がれない
人間には人と繋がりたいという深いニーズが隠れている。
それは、人間という存在自体が不完全だからと整理できるでしょう。
その不完全性を補うために、
勉強して知識を増やしたり
足りない部分をパートナーを通して補ったり
人間関係を通して存在欲求を満たしたり
何かしら繋がることで、解決しようとするような気がします。
しかし、近づきすぎると逆に反発するものです。
近づけば近づくほど相手の事がよく見えてしまった自分の考えと衝突してしまう。
価値観が異なり、より良い方向性へ関係性を進化することができない。
近づきたいけど近づけない
繋がりたいけど繋がれない
協力関係を結びたいけど結べない
こっちに進みたいというプラスのエンジンと
そうさせないマイナスのブレーキが
自分の中で競合している状態とも言えます。
これらの問題を解決するためにはどうすればいいでしょうか。
「足りない・できない・わからない」という
不完全出発では常に満たされない心のままですし、
相対世界や因果の中にはまってしまいます。
突破のキーワードは、
「絶対に揺るがない不動の基準点を自分の中にインストールすること」
だと思います。
どんな条件によっても変化しない絶対性の世界。
永遠不変のひとつのイメージが自分の中にセッティングされること。
そこから全ての考え・感情・言葉・表情・関係構築まですることが
自分の中で「繋がりたいけど繋がれない」という矛盾を、突破するポイントだと思います。