人間は不完全な生き物
人間は不完全な生き物です。
人間はなぜ不完全なのか?
人間が不完全である理由は、人間の活動をするために絶対必要な脳の機能自体に不完全性があるためです。
生まれた瞬間から初期セッティングされた脳の機能に限界がある。
脳の不完全性について書いた記事があります。
もっと詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。
簡単にポイントだけ紹介すると
・全体全部を認識することができない
・過去に縛られる
・無限や境界線がない世界を認識することができない
そういった特徴があります。
不完全性を土台にしていればどんな影響が出るのか?
脳の不完全性を持っていることによって、様々な影響が出て来ます。
とにかく何でも比較する
比較してジャッジする
優劣をつける
自他も分離し
場合によっては自分自身を自分で攻撃する
良い方向や悪い方向に行くケース様々あるにせよ、この脳の機能自体に根本的な問題を抱えていることには変わりません。
その不完全性を土台にしているので、当然一人ひとりの意思決定や考えや行動のパターンは異質性を持って来ます。
”不完全性”と”異質性”
人間のベースには、この2つがあるわけです。
不完全性と異質性をベースにすると・・・・
自分の意思決定が必ずしも相手にとって良いとは限りません。
一人ひとりに観点があって、その観点が違うわけなので様々な問題が生まれます。
観点の問題についても以前まとめた記事があるのでこちらからどうぞ。
観点の問題を解決できていないと
・人と人が分かり合えない
・協力関係を得られない
・関係性を構築できない
・チームプレーができない
など、現実的にも様々な問題を生み出します。
結果的に存在否定にも陥ります。
この問題を解決するために、資本主義のお金の力や権力を使って統制してきた道ではないでしょうか。
誰もが持っている無意識の叫び
人間の”不完全性”と”異質性”を持って人と出会えば出会うほど、無意識的には諦めや挫折を蓄積します。
関係性を構築すればするほど、それができない。
でも、本当は心のそこから叫びたい思いが誰の中にもあるはずです。
「自分こんなもんじゃないっ!」
「自分の人生こんなもんじゃない!」
「人間こんなもんじゃない!」
この懇切な思いを解決していく道は本当にシンプルでただ一つしかありません。
ずばり!
「新しい基準点」を手に入れること。
別の表現をすれば、真実・真理を知ること。
その新しい基準点がベースになることで
・個人の生き方のバージョンアップ
・関係性の質の向上
・チームプレーを通した問題解決
が可能になっていきます。
新しい基準点の獲得を通した生き方。
今の時代に生きる上でもっとも必要なものだと思います。