人間関係の全ての問題の裏に隠れる"観点の問題"
人間の宿命的な課題
それは、私たちが誰もが無条件使っている中心道具である"脳 "。
この脳に認識の癖が初期設定された"認識疾患"だと言っています。
認識疾患の状態で人間関係を構築すると、当然問題が起きてきます。
人間関係で起こる全ての問題の裏には実は、
"観点の問題"
が隠されています。
"観点の問題"が全ての考え、感情、行動、関係性に影響を及ぼしているのです。
そこで今日は、その"観点の問題"を6つのアプローチで整理していきたいと思います。
【観点の問題〜6つの対称性〜】
*非認知・認知*
観点の問題について無知な状態だと、思い込みと事実の違いもわからず思い込みの中で関係性を構築します。無意識で相手の事そのものを馬鹿にする存在否定に陥る可能性もあります。
観点の問題を認知していたとしても、観点をどう変えれば良いかわからず、観点の外に出られないので深い団結ができません。
*異質性・同質性*
観点は誰も持っておりそしてバラバラなので、摩擦・衝突・ストレス・プレッシャーが終わりません。観点は基本は誰もが違うのが当たり前です。
しかし、観点を同じにしたら解決するかというとそうではなく、機械やロボットのようになり、個性がなくなってしまいます。
*固定性・流動性*
観点が固定していれば、情報の整理方式がずっと同じになり、相手を理解することができません。
また、見える世界聞こえる世界に神秘神聖を感じず、無感動やマンネリになり気づき感動が溢れません。
観点が移動できたとしても常に相手に合わせてしまうので自分のアイデンティティーが定まらず自分がわからなくなり、主義主張も定まりません。
*他発性・自発性*
自分の考え感情は自分で作ったと普通思いますが、観点は自分とは知らない世界から作られます。
他人や集団によって作られた言葉を覚えて喋っているのでいつも自分に自信が持てず相手の目線やどう思われるかが気になり能動性・主体性を持つ事ができません。
観点を自分で作ったとしても他者と共有が難しく、わかってもらえず孤独になっていきます。
*否定性・肯定性*
相手の観点を否定したら反発される恐れもありますし、相手を怒らせてしまいます。
相手の観点を肯定したらいつも相手に従わないといけなくなり、創造性もなくなります。
*不完全・完全*
観点はそもそも不完全ですが、不完全だと思ったら判断の根拠がなくなり何を意思決定するにしても自信が持てません。
観点を完全だと思ったら無意識に頑固になって傲慢にもなり相手に自分の観点を押し付けることにもなりますし、人の話も聞く事ができません。
観点の問題6つの対称性について
非認知でも問題、認知でも問題
違っていても問題、同じにしても問題、
固定しても問題、移動しても問題
自発であっても問題、他発であっても問題
肯定しても問題、否定しても問題
不完全でも問題、完全でも問題
これから観点の問題をどのように解決していく必要があるでしょうか?
脳の観点、人間一人一人の観点に縛られない
観点の次元上昇を可能にする新しい基準点を打ち出さないと本当の解決はできません。
そしてその新しい基準点から出発した時に、全く次元の違う個人の生き方、また協力体制・チームプレーを発揮していくことができるようになります。
旧い基準点を不完全な5感覚脳の基準とするならば、
新しい基準点は次元上昇した完全な真実の基準点です。
観点の次元上昇のイメージは、NRJAPAN株式会社が主催するセミナーでお伝えしている内容なので、
ぜひ興味を持っていただければと思います。
アインシュタインの有名な言葉の一つに
「どんな問題も、それが創られたのと同じレベルの意識では、解くことができない」
というものがあります。
観点の移動レベルではなく、観点の次元上昇によって問題を根底から一掃し、
今までと次元の違う生き方・ライフスタイルを創っていきましょう。