未来を創る話をしよう

「0=∞=1」が基軸になる21世紀教育革命への挑戦

変化するべきは国家ではなく個人

2016年5月に公開された経済産業省の若手官僚らがまとめた資料をベースに

自分なりの見解や情報をまとめておこうというものです。

 

(参考資料はこちら) 

不安な個人、立ちすくむ国家

〜モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか〜

 

本日は、「2.政府は個人の人生の選択を支えられているのか?」についてです。

 

トップダウンからボトムアップへ

私の率直な意見は、政府などトップダウンのアプローチから国民一人ひとりのボトムアップへのアプローチをもっと加速していく必要があるかと思います。

 

日本社会の人口1億強。

都市や地域毎に住む人口も違うし、また年代も幅広く、時代に応じて変化が生まれる。

 

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(参考資料11Pより引用)

 

社会というのは結果体。

社会システムを変化させてから個人の生き方の変化を作っていくアプローチではなく

 

個人個人がいかに可能性を発揮して生きられるのかが

いつの時代においても大事なポイントなのかなと・・

 

当然、社会のバックアップや応援は必要なのかもしれません。

しかし、それ以上に個人そのものをバージョンアップさせることができる本物の教育ができてしまえば、

 

人間関係も

家庭も

学校も会社も

社会も政治も経済も

 

人間が営んでいるもの全てが自然に変化していくのかなと思います。

 

多様性溢れる社会と多様性を活かし合える社会

 

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(参考資料12Pより引用)

 

価値観というものは宝です。

ダイバーシティーという言葉が出てきてかなり一般的にはなりました。

しかし、その価値観同士がジャッジし合い、win-winの道へ進むことができないというのが実態だと私は考えています。

 

それは、一人ひとりが持っている判断基準や観点とも言葉でいうことができるかもしれませんが、

昨日の投稿でも同じようなことを書きましたが、人間の判断基準や観点に不完全性と異質性を持っているということを理解し、その点をどう補っていくことができるのかが最大のテーマになってきます。

 

大小どんな問題であったとしても全てに共通点を見出すなら人間社会の人間が作っている問題であるということ。

 

人間が持っているこの判断基準や観点の問題のクリアが、本当に解決するべき最大のポイントなのです。

 

グーの観点からしたらチョキが○でパーが×。一つの観点に固定されたままコミュニケーションを取っていれば絶対に問題解決の道へ進むことができません。

グー・チョキ・パー全ての観点を自由に楽しめる境地へ人間の観点を上昇させなければなりませんね。

 

この観点の上昇が起きなければ、どんな問題に向き合っても

・自分の判断に自信を持つことができません

・相手の判断に合わせることしかできない

・自分の主義主張ができない

いろんな問題が出てきます。

 

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(参考資料46Pより引用)

 

多様な観点を出し合って、観点を融合させ創造性やクリエイティブを全員で作っていくことが重要ですし、

この観点の問題を教育とし、人間一人ひとりのやる気やモチベーションをあげていくボトムアップ戦略が必要ではないかなと思います。

 

みんなの人生にあてはまり 

みんなに共感してもらえる「共通の目標」を

政府が示すことは難しくなっている。

(参考資料37Pより引用)

 

まさに、この「共通の目標」が

 

人間一人ひとりの観点を次元上昇させ

多様な観点を統合したメタ観点から

問題解決を図っていく道

 

だと私は考えています。

 

明日はラスト、「3.我々はどうすれば良いか」についても考えたいと思います。

 

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