考えが止まらない人に伝えたい考えの外に出る認識技術の価値
人が他の動物と比べて優れているところは、考えることができるところだと思います。
しかし、それ故に考えすぎて時には自分自身の体を攻撃したり、相手そのものを否定するケースもありますよね。
この「考え」というものをどう整理し、「考え」を使っていけるのかということは、
人間として生きる以上重要なテーマの一つではないでしょうか。
朝起きてから夜寝るまで、人間は1日に何万回も考えが走ります。
終わりなき考えが出てくる。
そもそもなぜ考えが生まれるのでしょう?
考えが結果であれば、その原因は何なのでしょうか?
ここは、ずばり!!
原因は”観点”です。
観点があるから、観点の解析や観点の解析の結果が生まれる。
それら一覧の流れを考えとしたとき、考えが生まれる仕組みの根底には、”観点” が隠れているのです。
「観点」
どの基準点で物事をみるのかといった意味での観点という言葉だけでなく、
自分が存在しているというのも観点。
私が男だというのも観点。
私が人間だというのも観点。
私が生きているというのも観点。
無意識深くにすべての存在が”有る”と思い込んでいる人間の強烈な思い込み。
その大前提を持った状態では、考えもずっと生まれて有るというところから抜け出せません。
この観点の問題というのは、本当に奥深いものなんですよ。
観点の問題に関して以前に書いた記事で少しでもイメージがわけば嬉しいですね。
考えが生まれるメカニズムを知れば、考えの外に出ることができます。
そうなったとき、考えたい時に考えることができるようになりますし、創造性ある観点で物事を観ることもできるようになっていきます。
考えの奴隷になって、相手をジャッジするのではなく、
より良い方向性にそのエネルギーを使えるようになること。
すべての存在の外の観点まで出て、
新しいものの見方・基準点を手に入れることで、
新しい生き方が始まって行くと思います。