人工知能・AIブームの歴史
人工知能( Artificial Intelligence:AI)
「人間の知能はコンピュータに実装できる」という仮説から始まったと言われる人工知能開発の歴史には、ブームが来ては過ぎ去って冬の時代を迎えるという波を繰り返してきています。
今日は、AIブームの歴史について記録しておきたいとおもいます。
【第一次AIブーム】
■年代
1950年代後半〜1960年代
■実現しようとしたこと
コンピュータで「推論・探索」をすることで特定の問題を解く
■課題
明確に定義されたルールの中では答えにたどり着くが、複雑化された現実の問題には対応できない
【第二次AIブーム】
■年代
1980年代
■実現しようとしたこと
コンピュータに「知識」を入れることで賢くなる
■課題
知識を記述、管理することのむずかしさが出てきた
【第三次AIブーム】
■年代
1990年代以降
■実現しようとしたこと
ビッグデータを活用した機械学習
特徴表現をAI自ら抽出するディープラーニングの手法の実現
■課題
発展途上の技術であり体系化が必要
人間にしかできないことを模索する
ディープラーニングの手法の登場によってパラダイムが大きく変わろうとしているのは確かです。
今後どういうブームが広がっていくのか楽しみです。
人工知能の基礎知識、AIブームの流れや、最近話題のディープラーニングとは、など下記の著書が非常に読みやすくわかりやすくてオススメです。
興味のある方は是非ご覧ください。
人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの (角川EPUB選書)
(参考記事)