日本人が持つ”間”の文化。”間”の本質
「間(ま)」の文化を持った日本
間という言葉は日常で非常によく使われている言葉ですね。
人間、時間、空間、居間、間際、間延び、隙間、 ・・・
人間関係やコミュニケーションの間でも感じる間。
お笑いの中でも重要視される間。
日本にはあらゆるところに”間”という概念が隠れています。
面積ゼロ
質量ゼロ
でも何もないわけではない。
同質の次元、異質の元、それぞれを疎通させる間。
この概念を無意識的に感じているからこそ、
思いやりや気配り
おもてなしの心
が日本に誕生しているのではないかと思います。
やっぱり、この”間”の文化というのは、深い精神性から来ているでしょうし、
この”間”を科学的に再現して日本が世界に誇れるものとして体系化していきたいと思いますね。
時代は今、”所有”の時代です。
不完全な人間だからこそ、何かを得たい、何かが欲しい、そんな欲求が生まれます。
結果として、お金を稼ぎたい、家が欲しい、車が欲しいなど価値基準が”所有”にあると言えるではないでしょうか。
しかし、この”所有”の時代にも限界がきています。
時代は”所有”の価値からどんな価値基準にシフトしていくべきでしょうか。
話を戻して、日本の”間”の文化。
この”間”を使って、時間・空間・存在が生まれる仕組みを観ること。
別の表現をすれば、間を3次元化、4次元化、5次元化させて疎通させ、今まで抽象的な概念を科学的に整理していくこと。
それができるようになれば、本当に今ここの見える世界、感じる世界が変化していきます。
無いところから有るように見える美的センス、感動センス、認識センス。
そこから新しい生き方、人間関係、社会変革、まで全てが繋がって、再創造した生き方をともに作って行きたいと心から願っています。
時代は”認識”の時代へ!
間を制することで世界を制す!
認識が世界を変える‼︎