やりたいことがわからない人に伝えたい3つのステップ
「やりたいことが何なのかわからない」という人が最近多いと言うことを昨日の記事で触れましたが、もう少し具体的な話で整理できればいいなと思い、引き続きこのテーマを深めていきます。
情報化社会によって比較の対象が激増した
「何をやりたいのか」というテーマについて、絶対性と相対性をキーワードに本質的な整理をしました。
相対性、つまり比較や条件、因果の中で生きていたら絶対に自分がこうだと思う道には出会えないと言う話です。
インターネットで検索すれば、
・自分より賢い人
・自分より学歴が高い人
・自分より有名な企業で働いている人
・自分よりかっこいい美しい人
・自分より稼いでいる人
・自分より充実してそうな人
そんな人はたくさんいますよね。
情報化社会になったことを受けて、便利になったという見方の一方で、実は相対比較が激しくなって自分の価値を低くしてしまう。
今の時代はそんな見えない問題が隠されているとも言えるのではないでしょうか。
調べれば調べるほど比較が激しくなり、結果的に自分の価値をどんどん下げる。
その状態でいくらやりたいことを探しても、根本的な不安の心を持っていると答えなんて出会えないのは当然のことです。
原因は外ではなく中にある
自分の外に答えを出そうとしていては明確な答えを見つけることができません。
よく聞く”自分探しの旅”というものもそうです。
日本という環境、普段の周囲の環境を変えて例えば世界に出て新しい空間に行ったとしても、結局は出会う空間・出会う存在が変化しただけで根本的な自分のアイデンティティーや思考方式が変わったわけではありませんよね。
それは、あえて厳しい言い方をすると、ただの「現実逃避」だと私は思っています。
条件を変えてその道でのやりたいことを相対的に見つけるのではなく、
現実を自らの力で変化させることが本当に価値のあるものだと私は思います。
「自分が本当に命をかけてでもやりたいもの」に出会うための3つのステップ
私なりに次の3ステップで整理できるのではないかなと思うので、この整理もしておきたいと思います。
①この現実が相対世界であることを正しく知ること
何より、”正しく知ること”というのはやっぱり大事ではないかと。
絶対性と相対性のキーワードは私自身よく使う整理なのですが、この私たちが生きている現実がいかに相対性の世界にいるのかということを実体験を通して感じて欲しい。
男と女もそう。生があれば死がある。
会社の中でも比較比較比較。世の中でも比較比較比較。
地域と地域、国と国も同じです。
原因があれば結果がある。
また、自分自身の5感覚で受け取る情報もまた相対の世界なんです。
人間の目は可視光線と言われる一部の波長しかキャッチする(認識する)ことができない。
これもいわゆる相対的な世界の中で掴まれているということですよね。
まずは相対世界をとことん理解しましょう。
②相対世界を生み出す絶対世界を正しく知ること
条件によってコロコロ変化する相対世界の限界を身をもって感じた時に、次に出てくる質問があります。
それは、じゃあ次、「どんな条件によっても変化しない絶対世界って何なのか?」です。
比較する世界が相対世界ならば、比較がない世界が絶対世界?
原因と結果がない世界が相対世界ならば、絶対世界はどう定義するの?
絶対世界から相対世界がどんな仕組みで生まれるのか?
これらが正しく論理とイメージで理解できることというのが次に重要になってくるわけですね。
そしてもっと言うならば、この絶対世界に到達できるのかというのが過去に”悟った”と言われる”無の境地”だったりするわけです。
(ここで言う無は全く何もない無という意味ではありません)
これについては、イメージしやすい映像もあるので、ご覧頂ければ嬉しいですね。
③改めて現実を見た時に自分の道が自然と見つかる
単に相対世界を放棄して虚無主義になるという話ではありません。
全ての現象、全ての事象がたった一つのシンプルなイメージで整理できて、自分と繋がった時・・・・
さらに目に見える世界だけでなく、目に見えない世界を観ることができた時・・・
今までに出会えなかった新しい道が自然と見えてきます。
自分が描けなかった夢や希望も見えて来ます。
それこそが本当に自分のやりたいことと言えますし、見えたら次はその道を着々と一歩ずつ歩んでいけばいいと思います。
そして、それを共に歩んでいける仲間やチームプレーを開発していけばいい。
過去の延長上に答えを見つけ出そうとしてもなかなか答えはありません。
その理由として、人間の脳がいつも過去という原因に縛られる宿命を持っているからです。
また出ますが、それもまた相対世界に掴まれているということなのです。
絶対世界という新しい基準点の確立!
本当に本当に大事です。
どんな条件状況によっても楽しめるモノの観方の革命
さて、人間の外の衣食住などの環境を変えるのが科学技術の得意分野とするならば、人間の思考方式を変えるのは一体どんな技術でしょうか。
科学技術がいかに最先端でどんどんミクロの領域にまでなったとしても、人間の思考レベル、観察行為そのものに大きな変革をもたらすものではありません。
私は、認識技術"観術"という人間の認識方式を変化させる技術を道具に新しい生き方を案内する仕事をしていますが、
開発領域の違いというテーマで科学技術と認識技術の2つを比較して見てみると一目瞭然でわかります。
こちらについては過去にも少し触れた記事があるのでぜひごらんくださいね。
今まで人間が開発しきれなかった人間の中、人間の認識の変化。
絶対世界を取り入れないと生きていくこと自体が本当に大変で辛い時代のタイミングに来ているのは毎日毎日本当に感じます。
雇用の危機、人間のアイデンティティーの危機なども全て根底から解決していく全く新しい道。
それを共有したいし、共に創っていきたいですね。
天動説から地動説に認識の変化が180度ひっくり返ったそれ以上の大転換を作るくらいの壮大なプロジェクトです。
人間の認識の変化を通して時代のパラダイム転換を創るチャレンジを共に歩んでいってくれる仲間を本当に求めています。
何でも気になること、興味のあること、質問などどんどんお受けしていますので、気軽にご連絡いただければ幸いです。
→お問い合わせフォームはこちらより
やりたいことをやり続けられるワクワクする人生を共に作っていきませんか。