社会システムの矛盾や限界。突破口はどこに?
ふと感じる社会システムの矛盾や限界
病気を治す人。つまり医者という仕事があるのは、病気になる人がいるからですよね。
そして、病気になった人を安静にして回復させる施設があるから病院という空間があり、病院を経営する人や働く人がいる。
根本的に、病気という概念自体がなかったら、その関連する職業や組織は存在しない。
でもそうさせない勢力って実はあるだろうなと。
病気にさせるような薬物の開発や、遺伝子組み替えなど、水面下で進められているであろう陰謀論的な噂など、社会システムというのは本当に複雑に絡み合っているなぁと感じます。
私自身はずっとITの畑で仕事をしているので、また土俵がまったく違うと思いますが、どの分野においても同じことが言えると思います。
例えばパソコンにインストールするウイルス対策ソフト。
ウイルス対策ソフトが必要なのは、パソコンがウイルスに感染する可能性があるからで、これもまたウイルスを作っている会社があるわけですね。
ウイルスを作る会社とウイルス対策ソフトを作る会社。
そのイタチごっこの中で一般消費者は生かされて苦しむ結果になるとも言えます。
資本主義という社会システムの中では、一見不効率なものや矛盾というのはたくさんあります。
しかし、それは一つ一つを解決しようとしても難しい。
自身が最善の働きをすることが、互いに牽制や監視をすることにつながり、微妙な均衡を保っているのだと思います。
やっぱりこの資本主義の限界そのものを根底から変革していくような政治・経済が必要なのかなと感じますね。
そのためにも人間一人一人を変化させるための教育と共通のビジョンを持てること。
教育が変われば人間が変わる
人間が変われば社会が変わる
社会が変われば歴史が変わる
短い道ではないけれど、少しずつでも変化を創っていければなと改めて感じた1日でした。