雨粒を見て・・・この世は相対世界で曖昧な世界だ
今日の東京は雨ですね。
もうすぐ梅雨シーズンかと思うと少しどんよりした心にもなったりします。
傘を差しながら雨粒を見て出た想い一つ。
「この雨粒一滴はどこから来てどこに行くのだろうか」
地面に落ちた「水一滴」は「水溜まり」となり、「地下水」へ流れていきます。
そして「川」に流れ「海」に合流し、太陽の光によって温められて蒸発し「水蒸気」になり、上空で温度が冷やされ「雲」となります。
そして、条件によっては「雪」「氷」を降らせたりするわけです。
今この瞬間に水一滴だった存在は、また次の瞬間に条件によって状態や名前が変わる。
それらを成り立たせているH2Oという分子レベルでは同じなのに
人間が観測できるレベルでは多様に変化する世界。
一体、本物の水とはなんなのか?
ミクロの世界に行けば行くほど根本素材は同じです。
究極にほどけた世界ではどんな世界と出会えると思いますか?
私たちが普段何気に使っている「単語」というものは、
どこからどこまで、どんな状態の時を表しているのか?
改めてこの相対世界の曖昧さを感じた今日のひと時でした。
相対世界の限界を補う絶対世界の教育を早く一般常識にしていきたいと感じます。