iPhoneの売上台数増加がようやく頭打ちになったということは・・・
初代iPhone以来、ずっと増加し続けていたiPhoneの売上台数が大幅に減少し、事業全体の収益で2003年以来初めて前年同期比を下回ったという記事。
いろいろな解析ができると思いますが私なりに勝手に解析してみると、
市場にiPhoneも含めスマートフォンがある程度普及し切ったと考えられると思います。
モノ・商品が一般的に普及するまでの流れをざっくり整理すると
・開発・テスト・検証
・企業や一部の人たちの中で普及
・一般的に普及
・日常化
と整理できます。
また、電話一つに対しての変化の流れを考えると
・文通が当たり前の時代から電話が当たり前になり
・固定の電話が当たり前だった時代から移動の電話が当たり前になり
・有線の電話が当たり前だった時代から無線の電話が当たり前になり
・電話だけが当たり前だった時代からアプリケーションをインストールするのが当たり前になり
いろんな当たり前じゃない世界が当たり前になって今のスマートフォンまで作られてきたと見ることもできます。
スマートフォンが概ね市場に広がりマーケットができ、日常化まで安定化してきたと推測するなら、このニュースの奥にどういった意味や可能性が隠れているのでしょう。
つまり、旧いパラダイム(当たり前)をひっくり返し、時代の大転換の時代が始まることを示唆していると考えたらワクワクしませんか??
であれば、どんな当たり前がひっくり返る時代になっていくでしょう。
全ての存在が自分とは関係なく常に存在し続けるという
存在が在るという有のパラダイムが破壊され
存在は無いのが大前提という無のパラダイムが
次の時代の常識になると私は確信しています。