なぜ炎上というものが起きるのか
メディアを見ていると、いろんなところで”炎上”というものが取り上げられますね。
最近だと、
政治の分野では、トランプ大統領就任後の7カ国からの入国制限だったり
音楽の分野では、ロックバンドグループがインスタグラムで投稿した日本人の海外公演時のマナーについてだったり
芸能の分野でも、芸能人の些細な発言に対してだったり
一般人のブログに対しても・・・
どの分野でもひょんな事から”炎上”というのがおきているし、それをメディアが取り上げる。
そもそもなぜ炎上というのが起きるのか?
このテーマは人間の行動心理に大きく関係しているのかなと感じます。
発信する側も全てのイメージや背景を言葉や文章にして伝えることには限界があるし、
受信する側も100%正しく相手のイメージと一致して受け取ることはできません。
何が正しい、何が間違っているという答えが出ない中、本人なりにベストな選択肢を選んでいるにも関わらず違う立場からの批判や誹謗中傷を受ける。
本当にこの構造は全ての人間関係やコミュニケーションの中に隠れている永遠の課題だと思います。
これらは、Win-Loseといった勝ち負け、良い悪いといった分離意識から生まれるものです。
しかも、Web上だとなおさらひどい。
普段の日常生活のストレスやプレッシャーの中で、アウトプット先をこういったところに求めている人も少なくないかもしれませんし、匿名であることが理由か、かなり正面から批判をするものが多い。
なぜこうも肯定的なコメントが少ないのかと疑問を感じることも多々あります。
観点を殺し合う関係性ではなく
最初から不完全であることを明確にわかった上で補ったり融合しあったりする関係性
まさに
Win-Win All Win!
そんな関係性が本当に必要だと思いますし作って行きたいと思いますね。