日本人の和心は世界に誇れる精神文明
日本の文化というのは本当に独特です。
文化と言っても多種多様ですが、一番奥底の精神性・アイデンティティーはどのようにして作られたのでしょうか。
世界の半数以上の人が宗教を持っていて当たり前という事情の中、
日本の中では宗教を持っている方が寧ろ冷たい目で見られることも多いですね。
イスラム教やキリスト教に代表されるように一つの神を信じるのではなく、
八百万という言葉のようにどこにでも神が宿っているという思考方式。
(トイレの神様という歌も一時期はやりましたね。笑)
七福神といった色んな神様がそれぞれの特徴を持っているというのことを素直に受け入れ、
また、神社に初詣も行くし、バレンタインデーやクリスマスやハローウィンを祝い、結婚式は協会、お葬式はお寺という独特な文化を持っています。
こんなことは世界から見たら本当に「???」で、不思議な民族のようです。
すべてを包み込んでいく大和(だいわ)の心、調和の心。
それが私たち日本人の文化であり、日本の精神、誇りであると思います。
約1500年前に初めて成文法となった「十七条憲法」の第一条にも書かれている”和”の精神
「一に曰く、和を以て貴しと為し、忤ふること無きを宗とせよ。」
(十七条憲法 第一条)
日本人一人ひとりの奥に眠る日本人の寛容さ、温かさ、柔軟さ、団結の魂、間の文化を
世界に誇れる商品にしていきたいと改めて感じる今日この頃です。