目に見えない根っこが一番重要。植物も人間も仕組み・構造・メカニズムは同じ。
自分自身、人間自身を植物として例えた場合
一番形として見え、個性になるのはやはり花ですね。
どんな花を咲かせているのか?
その形は?色は?
人間に置き換えるなら、結果や成果の部分。
この結果や成果に対して人や社会は相対比較をしたり評価をしたりします。
現代人は特に結果に至るまでのプロセスや成長についてはなかなか意識することがなく、可能性の一部分に固定して物事を見る習慣が染み付いている人も多いのではないでしょうか。
しかし、植物の成長過程を見ると根っこが生えてからその上で茎を伸ばして葉を作り、やがて花を咲かせます。
根っこが深く広く伸びれば伸びるほど
多くの水分や栄養を吸収することができ、茎は力強く育っていきます。
綺麗な花、大きな花を咲かせるには目先だけ変化させようとするのではなく、
それを可能にさせる根っこがあるのかということが重要です。
では、
人間に置き換えたらどうなるでしょう。
人間で言う根っこは、
誰もが中心道具として使っている"脳"を基準にした思考の癖・認識の癖と言えます。
この人間が無意識に使っている癖に固定し、相手のこと、自分のことを◯◯だと決めつけたり否定したりするような可能性を殺すモノの見方ではなく、
無限の可能性そのもので観れるその認識から出発することで、
自分の人間力・人間関係力は深く広くなり、自ら感動を生成することから他者とのコミュニケーションまで全てが変化していきます。
また、土壌は今の時代や社会とも表現できますし、土壌自体に多様な養分が含まれているかということも非常に重要になってきます。
つまり社会が健康なのかということ。
今は決してこの社会が健康というのは難しいように思いますが、少しづつでも同時に変化を作っていく必要がありますね。
改めて整理をすると
個人の生き方の変化を作るためには、目先の結果を変化しようとするのではなく
変化を作れる自分自身になれるかということが重要です。
目に見えない人間の一番深くて広い根本の変化は「観点の変化」です。
まずは「観点の問題」自体を知ること。
そして、「観点の次元上昇」が可能にする自分自身の器の拡張、
自分以外の世界との出会いの幅の拡張がこれからの時代に求められるキーワードです。
そして、そんな個人が増えていくことで社会そのもの、時代そのものを健康にしていきたいと感じる今日この頃です。