”科学技術”を補う”認識技術”の必要性
科学技術の進化
それは21世紀になって凄まじい進化を遂げており、私たちの予想を遥かに超えて今もなお進んでいます。
まさに日進月歩。
特にその中でも取りあえげられるのが
・ロボット技術
・人工知能
この2つのように思います。
ロボット技術に関しては日本ではソフトバンク社の「Pepper(ペッパー)」が有名ですが、
銀行に入行したというニュースが取り上げられたり、時給1500円でロボット派遣が始まったり、今後社会の中でロボットがどんどん活躍の幅を広げていくのは時間の問題でしょう。
人工知能に関しても、知のレベルの最高峰のゲームと言われる囲碁でGoogle参加の会社が開発したAlphaGo(アルファ碁)が人間に勝利したというニュースがあったり、
IBMのWatson(ワトソン)がソフトバンクのPepper(ペッパー)とコラボするというニュースがあったのも記憶に新しいものです。
ロボット技術と人工知能の2つの技術は、科学技術の結集とも考えられ注目を集めており、特にアメリカの大手IT企業などは莫大な費用を投入し、まさに狂ったように技術の開発を進めています。
一言で言えば、今の時代は「IT経済戦争」の時代。
この時代の危機をチャンスに変えていく、革新的なアイデアや技術が求められている時代とも言えるのではないでしょうか。
人間以外の世界を開発・開拓し、道具やモノを変化させるのが科学技術だとしたとき、
科学技術は人間を幸せにすることはできるでしょうか。
科学技術の恩恵を受けて私たちの生活は格段に便利になりました。
誰もが一台スマートフォンを持つようになり、時間と空間の障壁はどんどんなくなってきています。
また、言語の障壁も技術の進化によってさらになくなっていくことになるでしょう。
しかし、一方で考えなければならない重要なテーマがあります。
・雇用の問題
・人間とは何なのか?というアインデンティティーの問題
これらのテーマがこれからの時代に必ず降り注いできます。
一部の人は警鐘を鳴らすものの、明確な答えが打ち出されないという状況。
また、ロボットが人間の作業を代替し、意思決定は人工知能がするようになる。
ロボットと人工知能が融合し、新しい人間社会との共創へ向けてもうすでに舵取りがされているのが現代です。
人間一人一人を考えてみたとしても、情報知識が増えすぎて何をどう考えて整理すればいいのかわからない。
何を本当に知るべきなのか、これも重要なテーマになってきます。
相対比較が増え、自己価値の低下、やる気の低下、鬱などの問題も深刻です。
これらを踏まえて感じるのは、
人間自身の意識を開発・開拓する技術。
人間のやる気生成、クリエイティビティー、独創性、自尊心、尊厳性などの人間そのものを開拓する技術。
それは科学技術では限界があります。
科学技術を補いながら、人間そのものの認識機能をバージョンアップさせ、人工知能を超える人間作りを同時にしていかなければなりません。
さらに言えば、人間知能を完成させ、
人間とロボットが融合するWin-Win All Winの新時代を作っていく必要があると思います。
人間の内面が変われば、外への働きかけや他社との関係性などは全て自動で変化していきます。
個人の考え、感情の整理から、生き方そのものを変革させていく認識技術の可能性を是非、
一人でも多くの人に感じて欲しいと思います。
科学技術一辺倒の時代を補う認識技術を今の世の中に提案し、
時代のパラダイム時代を底上げしていく新時代を皆さんと共に創っていきたいと思っています。
時代の危機を突破させ、人間の知能を完成させるラストワンピースを埋める教育はすでに完成しています。
認識が世界を変える!!