歴史の教科書から消える可能性のある人物たち
にわかに注目されているこの話題
「歴史の教科書から歴史上の偉人たちの名前が消える・・・」
要は、
学生時代に覚えなければいけない単語が多いので減らしましょうという話。
例えば
坂本龍馬や武田信玄、上杉謙信、吉田松陰など
(直接歴史を動かした人物ではないとかいう理由だとか・・・)
日本史・世界史含めて覚えなければいけない単語は3400〜3800単語になってきているそうですね。
そして、その単語数も10年前から1割増、1950年代からは3倍弱に増えているとのこと。
暗記するだけならスマホで十分
結局、学生時代の教育の大前提が”暗記”にあるなと感じるニュースですね。
「○○○○年に○○の事件が起きた」
など、非常に現象的と言いますか・・・
知識を増やしても本当に意味がないなと思いますよね
実際私なんて歴史の授業は本当に嫌いでした。
今覚えば暗記することに嫌気がさしていたんだと思います。
テストに向けて一夜漬けで暗記というのをしていたのを思い出します。笑
そして、テストが終わった時点で完全に忘れるという・・・
一方で数学なんて対照的で、公式だけは覚えてあとはその応用。
その公式を使ってどう答えを導くかという印象なのでそっちの方が性に合っていました。
とにかく、暗記教育が大前提では今の時代には不向きであると言えると思います。
スマホが誰でも持てる時代になった時、暗記することの価値というのはどんどん低下していくのではないですかね。
歴史の背景や自分の人生と繋げることが大事
じゃあ暗記しなくて何を教えるの?という話になってくるわけですが
私は、
・なぜその歴史が必要なのかの背景や
・結果的にどんな時代が作られて行ったのか
そういった
歴史の背景や自分の人生と繋がることが大事だと強く思います。
点と点を繋げて線で捉えるようなイメージですかね。
自分と繋がらない歴史なんて興味はありません。
単に知った知識を増やしても意味がありません。
例えばマクロ的なものを挙げると
・天動説から地動説への変化が今ここの認識の変化とどう繋がっているのか?
・明治維新から近代化が自分の今の人生とどう繋がっているのか?
・産業革命からPC革命、スマート革命、AI革命、IoT革命など技術の変遷がどう移り変わってくるのか?
などなど
自分の人生と繋がった歴史というものでなければ興味も持てませんし
その歴史を活かすことができないし、歴史を動かしていくこともできないんじゃないでしょうか。
暗記中心から歴史を自分と繋げる教育へシフトしていくとが重要だなと感じますね。
そのためには、現象を粒子的に捉えるのではなく、その原因や背景になる波動的なものを捉える力が本当に重要です。
(量子力学では、波動と粒子の二面性と表現されますが、それを同時に認識できる力と言ってもいいと思います)
さて、観光地や大河ドラマなど色んな方面で波紋を呼びそうな気がしますが、今後どうなっていくのか注目ですね。
単に歴史の教科書から過去の偉人たちの名前が消えるというニュースで捉えるのではなく
教育のあり方というもっと本質的な部分での議論が進むことを願っています。