働き方改革に必要な3つの要素〜何のための働き方改革なのか?〜
最近、どこもかしこも”働き方改革” という言葉が使われます。
大企業だけでなく中小企業、はたまた個人事業主も含めて”働き方”が大きく変わる時代的タイミングに来ているなと思いますし、大きなブレークスルーが必要なタイミングなのでしょう。
その時代的背景にあるものを挙げるなら、日本人の人口減少、ビッグデータを扱うAIの導入、IoT化、などでしょう。
誰もが願っている
・働きたい場所で働く
・働きたい時間に働く
これを実現することができれば本当に素晴らしいなと思いますね。
働き方改革は多種多様
しかし、単に働き方改革と言ってもその内容は多種多様です。
例えば、通勤ビズと言って通勤時間をズラしたりするような表面的なものもひとつ。
また、テレワークと言われる在宅勤務や、残業規制などもひとつ。
大企業や公務員も副業をオッケーする流れになっていたり、複業と言うようにもっと自己啓発に時間を投資したりマルチな仕事をするというような流れもありますね。
働き方改革に必要な3つの要素
先ほど挙げたものはあくまで手段(How to)であると考えた時、なぜ何のために働き方改革をするのかという”Why”のパートが重要になってくると思います。
ここでは、何のために働き方改革をするのかという点について以下の3つをあげてみました。
ビジョン
時代の変革に合わせてビジネスモデルの変革が絶対必要です。
ただ、経営者だけが頭をひねっていても意味がありませんね。私たちはどこに向かって進んで行くのか、現場の意見も反映しながら、時代にあったビジョンを策定していくことが必要だと思います。
ルール/施策
経営や戦略について見つめ直すことを通して、それをどのようにルール化・施策化していくのかという流れになっていくのかなと思います。
ルールや施策だけで人を動かそうとしたら必ず反発が来るもの。ビジョンと繋がり、自分と繋がることが重要なのかなと思います。
ツール
ITを活用した現場改善も時代の必須テーマになってくると思います。
自動化のツールやAIを使った効率化など、今後ますますツールを利用した働き方改革は加速していくのは間違いありませんね。
3つの要素として挙げてみましたが、
働き方改革も経営者だけがトップダウンで実行するのもダメ
ビジョンと一致せず、作られたルールや施策だけを実行している現場担当者もダメ
三位一体になって働き方改革を進めて行くことが本当に大事だと思いますね。
私は小手先の変化だけでなく、個人の在り方も組織の在り方もAIの登場によって根本的に変わらなければならない時代の大きな変革期に来ていると思っています。
さて、みなさんはどんな働き方改革、もっと言えば生き方改革が必要だと思いますか?