数学の偉大さ。「a=b」なぜ違うものがイコールになるのか?
改めて思う疑問
数学でいう「a=b」
aならaのはず。
bならbのはず。
それなのに、なぜ異質なaとbがイコールになるのか?
1リットルの水と1000ミリリットルの水。
これは表現が変わるだけで同じことを言っています。
1リットル=1000ミリリットル
りんご1個と半分に切ったりんご2つを合わせて1個
状態が変わったとしてもそれを同じと言っている。
1個=2/2個(分数表示)
1円玉の大きさを全てエネルギー化させると東京ドーム1個分の水を瞬時に沸騰させるくらいのエネルギーがあるそう。
1円玉=東京ドーム1個分の水を瞬時に沸騰させるエネルギー
存在をエネルギー化させたものだけどイコールとして扱うケースもありますね。
アインシュタイン方程式でも、時空の歪みである曲率と物質量がイコールと表現されるわけで、
全く異質なものをイコールにさせる数学というのは本当に不思議ですね。
要するに、絶対固定したイメージしかないとそれらはイコール(=)にさせることはできないということ。
条件によって変化する部分部分をそれぞれ表現しているだけで、結局はどの観点で見るかという話になってきますね。
全ての存在の本質。
この世界の根源、宇宙自然を成り立たせる作動原理は
「自由自在に変化・運動・移動できるひとつそのもの」。
同じにもなれるし、形を変化することもできる。
その新しいイメージを持てたとき、数学の偉大さを感じることができると思います。