人間が見ている世界は絶対ではない
AさんにはAさんが見ている世界
BさんにはBさんが見ている世界
があります。
1mmも違わずピタリと同じ世界を見ているということは絶対にありません。
しかし、人間の世界で共存していく上では共通のルールが必要です。
下記の記事のようなものも一つの例かなと思いますが、「空は青い」というもの。
しかし、細かく見れば東洋人と西洋人でも視覚から引っ張る情報は多少違うでしょうし、
太陽を見てもオレンジなのな赤なのかは異なってきたりもします。
人間は自分以外の世界を認識する時に使っている道具があります。
それが五感覚という感覚器官。
五感覚のチューブから情報を引っ張るわけですが、ここにはまず全てを引っ張ることができない部分的な情報に限られますし、
またそこには個人の主観的な解析が必ず入ります。
つまり、自分が見ている世界はあくまで自分が立ち上げた限定的なもので
万人が同じというわけにはいきません。
基準点が自分の認識や脳、五感覚に固定した状態でコミュニケーションしたところで
絶対にずれるのは当然なのです。
「不完全性」を持った脳を土台に
「異質性」の判断基準を作る
それが人間なのです。
脳の認識を超える、メタ認識技術によって脳の不完全を補っていく必要があります。