映画『インセプション』のように脳の記憶・体験・映像が変わる時代
「インセプション」という映画をご存知でしょうか?
Wikipediaのあらすじを下記に引用します
主人公のドム・コブは、人の夢(潜在意識)に入り込むことでアイディアを盗み取る、特殊な企業スパイ。
そんな彼に、強大な権力を持つ大企業のトップの斉藤が仕事を依頼してきた。依頼内容はライバル会社の解体と、それを社長の息子ロバートにさせるようアイディアを“植え付ける”こと(インセプション)だった。極めて困難かつ危険な内容に一度は断るものの、妻モル殺害の容疑をかけられ子供に会えずにいるコブは、犯罪歴の抹消を条件に仕事を引き受けた。
古くからコブと共に仕事をしてきた相棒のアーサー、夢の世界を構築する「設計士」のアリアドネ、他人になりすましターゲットの思考を誘導する「偽装師」のイームス、夢の世界を安定させる鎮静剤を作る「調合師」のユスフ、そして斉藤を加えた6人で作戦を決行。首尾よくロバートの夢の中に潜入したコブ達だったが、直後に手練の兵士たちによって襲撃を受けてしまう。これはロバートが企業スパイに備えて潜在意識の防護訓練を受けており、護衛部隊を夢の中に投影させていた為であった。
インセプション成功の為に、さらに深い階層の夢へと侵入していくコブたち。次々と襲い来るロバートの護衛部隊に加え、コブの罪悪感から生み出されたモルまでもが妨害を始めた。さらに曖昧になる夢と現実の狭間、迫り来るタイムリミット、果たしてインセプションは成功するのか。
この映画では他人の夢の中に入り込み、アイディアを盗み取るというものですが、こういった記憶を操る技術がどんどん進み、まさに現実の実験で実証されたという記事がありました。
脳科学の研究が進むにつれて、人間とは何なのかというものが解明されていきます。
解明されればされるほどわかってくることは、人間は脳の認識行為によって現実画面を立ち上げているということ。
つまり、脳作用が何かしら影響を受けたり操作されれば記憶も変わり、見ている現実画面も変わってくるということです。
存在を認識しているのではなく
認識によって存在が生まれるということ
今、みなさんが見ている現実画面は本当にあなたが見ているものでしょうか?
この記事は自分自身がコントロールされた映画の主人公であるかもしれないということを示唆している興味深い記事です。
自分の世界は絶対だ
存在があるのが絶対だ
生きているのが絶対だ
こんな当たり前の常識が実はそうではない
非常識が常識に変わっていくタイミングなのかもしれません。