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『汎用人工知能』の実現は悪魔の召喚となるのか?囲碁AI(Alpha碁)の勝利は通過点に過ぎない。

人工知能に関する情報にアンテナを張っていると、最近よく耳にする囲碁AIのAlpha碁。

 

3月9日〜15日の間でAlpha碁(アルファ碁)と韓国人棋士イ・セドル氏が計5戦戦い、結局Alpha碁の4勝1敗という結果になりました。

結果に対して韓国メディアや開発会社、囲碁ファンなど様々な立場の人から思うところがあるでしょうが、人工知能が勝ち越したというのは紛れもない事実です。

 

Googleが当時ヨーロッパ地域での最大投資となった4億ドルという金額を出してまでも傘下にしたかったAlpha碁(アルファ碁)開発会社DeepMind。

 

人工知能囲碁までも倒すようになるまでには、一体どれくらいの時間と労力があったのでしょうか。

また、GoogleがDeepMindを傘下にするまでのやり取りも少し紹介されている記事があったので、ぜひこちらの記事も御覧ください。

 

wired.jp

 

トレーニングを蓄積すればするほど、どんどん自己学習していく人工知能

そのスピードに人間は到底及びません。

人間が数年、数十年かかったことでも、人工知能の学習スピードは数秒、数時間。

比較にならないほどの処理と蓄積ができるのがコンピュータの世界です。

 


DeepMindのウェブサイトには、「知性を解明すること」というシンプルな企業ミッションが掲げられているそうですね。


そして、最終的には『汎用人工知能(Artificial General Intelligence:AGI)』の開発を目指しています。

 

記事の言葉を引用すると、汎用人工知能とは

コンピューターに言語を理解させたり、人の顔を識別させたり、あるいは音声の指示に従わせる、といったレヴェルのものではない。彼が開発しようとしているのは、機械学習と脳神経科学の知見を基にした、どんな状況でも人間と同じように判断を下せる人工知能だ。

また、別の言葉で紹介すると

「現在の人工知能のほとんどは、プログラムされた通りに動くコンピューターにすぎません。ぼくたちが目指しているのは、自分自身で学ぶ能力をプログラムに組み込むことです。それは生物が学習するプロセスであり、いまある人工知能よりもはるかに強力なものです」

 

終わりなき、人間の知的好奇心の行き着く先が汎用人工知能なのでしょうか?

また、汎用人工知能が作られた先には、一体どのような未来が描かれているのでしょうか?

 

5年後には、日常生活が今までと比較にならないくらいスマートになり

10年後には、科学誌『Nature』の論文著書が人工知能になるかもしれない

 

そんな予測もされる中、

 

2014年11月、イーロン・マスクはオンラインメディア「Edge.org」に下記のようなコメントを投稿し、後に撤回されたとも紹介されています。

人工知能(狭い人工知能のことを言っているのではない)の進化のペースは、驚くほど速い。ディープマインドのような企業を知らない人には、どれくらい速いのか検討もつかないだろう──それは指数関数的な速さで進化しているのだ。そして何かしら深刻な危険が、5年以内に起こるだろう。遅くとも10年以内だ。これは、わたしが理解していないものについて単なる憶測で言っているわけではない。そして懸念をもっているのは、わたしだけではない。先進的な人工知能企業は、安全性を確保するための方策を講じつつある。彼らは危険を認識してはいるが、超知能はコントロールでき、害悪をもたらすものがインターネットを通じて拡散することはないと信じている。それが本当かどうか、わたしたちは見守っていく必要がある…」


また、イーロン・マスクはこのようなことも言っています。

人工知能

「潜在的に核兵器より危険」

「悪魔を召還するものだ」


『知性とは何か』を知りたいと願う人間の飽くなき探究心の進むべき方向性が正しいかわかりません。

 

でも本質的には、はやり人間自身の変化が求められるそんな時代なのかなと感じます。

 

 

下記の記事も興味があればご覧ください。 

 

normal-japan.hatenablog.com

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