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ロボットを人間化させることで人間を知る

IBMWatsonが開発者向けのWatson APIを拡充したとニュースがありました。
  
テキスト情報から自然言語処理技術によって感情(怒り・喜び・悲しみ、など)を表現できるようになり、
さらにはコンピュータが自分の代わりに感情表現し、喋ってくれたりもしていくようです。
 
ソースがオープン化されることでIBMの開発者だけでなく、様々な技術者が今後益々Watsonの機能向上に携わっていくことになりそうです。
 
 
AppleGoogleスマートフォンアプリの開発環境を一般ユーザにも提供し、生産者と消費者の概念を壊したように
人工知能であるWatsonという媒体を道具に新しいプラットフォームが広がっていくような気がします。
 
 
果たしてどこまで人工知能やロボットの進化が進んでいくのでしょうか?
 
先日、とあるTVの公開収録に行った際にロボット工学者の方が言っていた言葉が印象的だったので紹介すると
 
「人間の心を知ろうとして人間を調べていてもわからない。
 だからロボットを人間に近づけることで人間を知ろうとしている。」
 
究極的には、
人間とは?
人間の心とは?
 
人間が無意識に願う存在意義・存在目的を知りたいという
本質に対する一つのアプローチなのかもしれません。
 
 
この観点から見たときに
科学者たちは、裏を返せば哲学者でもあるという見方もできそうですね。
 
2016年、人工知能やロボットの進化に目が話せない1年になりそうです。
 
 
(参考記事)
 

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