「ミニマリスト」に見る日本のシンプル文化
先日、とあるテレビで番組で紹介されていた「ミニマリスト」
知らぬ間にどんどん新たな言葉が作られていきますね。
意味はと言うと、「とにかくシンプルを極め、合理主義を追い求めた無駄を削ぎ落としたライフスタイル。」
とでも表現できるのでしょうか。
物質文明の最先端にいる日本だからこそ出てくる表現のような気がします。
モノ・商品が溢れ、新たなサービスを求めない限り十分な生活ができるようになった今の時代。
求められるのは、生産能力よりもシンプル能力。
時間も空間も存在も、全てがシンプルになっていく時代が到来するような気がします。
シンプルと言うのは、言い換えれば複雑な世界の差が取れていくこと。とも表現できます。
「差が取れる=差・取る=悟り」
つまり「悟りの技術化」が今の時代に本当に求められている能力だと痛感します。
Simple is the best beauty!!
究極は複雑を整理整頓するのではなく、シンプルから出発すること。
そのシンプルなたった一つしかない世界を認識する認識技術"観術"が
今の時代の新たな基準点になっていくことを願います。
日本の国旗にも見られるように、独特のシンプル文化が今の時代に本当に求められる能力だと思います。