サッポロビールの星★マークの意味と込められた想い〜北極星は開拓使のシンボル〜
北海道に行くための予備知識をということで、サッポロビールについて調べてみました。
明治9年(1876年)に、政府の開拓使が北海道札幌市に札幌麦酒醸造所を設立したところからスタートしているようで、非常に歴史を感じますね。
(参考:サッポロビール - Wikipedia)
(画像:サッポロビール ホームページより)
サッポロビールと言えばSAPPORO黒ラベル。
そして、センターに輝く★マークがまず第一にイメージが来る人も多いでしょう。
北海道限定のサッポロクラシックにも★のマークがありますね
ただ、このマークの意味まで知っている人は少ないかと思います。
この★は開拓使のシンボルである北極星をモチーフにした五稜星。
130年以上経った今でも使われ続けているシンボルマークには、
"ものづくり"における開拓精神が込められており、その精神が今もなおずっと引き継がれてるそう。
北海道の気候・土壌が麦作に適しているとのことで、開拓使によって始められた北海道でのビール作り。
その開拓使たちの過酷な環境でのチャレンジがあってこそ、普段の私たちの生活の中にビールがありますし、長年の研究の結果によって今の味があり美味しく飲めているのではないかと思います。
一滴一滴に込められたビール生成過程、そして関連する人たちの想い。
しっかり噛み締めながらビールとの出会いをしていきたいものです。
また、今では街の名前にもなっている「恵比寿」というブランド。
恵比寿ビールの人気もあって、後になって地名や駅名に使わるようになったらしいですね。
(参考:サッポロビール物語 | サッポロビール)
日本の中でも北海道というのは、土地柄、気候柄、精神性など、同じ日本でも全く異なる文化を持っているところ。
単なる北の大地北海道という表面的な出会いではなく、歴史・文化そのものと深く出会っていくのは面白いですね。
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