【新しい人間観】どこからどこまでがあなたなのか??
「どこからどこまでがあなたですか?」
こんな質問をされた時、みなさんはどう答えるでしょうか?
そんな面白い動画を紹介している記事があったのでご紹介です。
記事の言葉も引用しながら解析したいと思いますが、
人間の体を物理的な存在として見ると細胞の集合体であり、この観点から見たら細胞一個は自分の一部ですね。
しかし、
「細胞にとっては自分は必要ないが、自分にとっては細胞は必要なのである。」
この言葉には、本当に深い意味があります。
細胞単体、つまり細胞を基準にしたら生まれては消えてを繰り返しているわけです。
人間の体はそれを認識するような作りにはなっていませんが、
「細胞はあなたなのか?」と言われるとどう答えますか?
常に生まれては死ぬを繰り返ている数百万の細胞はあなたなのか?
一度切断した細胞もしばらくの間は動いています。
記事の中にもある通り、
「人間という概念は不安定なもの」
これはまさにそうですね。
人類歴史は500万年間の歴史があるとも言われていますが、統一した人間観というものを指し示しているとは言えません。
結局は、どの観点から見るのか?が全てです。
物質存在で見れば体が自分ですし、
意識で見れが自分も含めて自分が見る宇宙は全てが自分なのです。
21世紀は新しい人間観の確立が必要な時代ですね。
この根本土台が揺らいでいる状態では、学問の統合も整理も起きるはずがありません。
それには、まずは「観点の問題」というものを取り入れないと規定できませんし、
逆を言えばこの問題を規定できるならば新しい人間観の確立から学問の統合が可能になるということを意味しています。
「あなたと私」、「生と死」といった絶対的な境界線は存在せず、「あなた」を定義する未解明のパターンが宇宙のどこかに隠されているのかもしれません。
記事の中でのここの詳細までは踏み込んでいませんでしたが、このパターンというものはすでに認識技術の中で明確に論理とイメージで説明しています。
新しい人間観の規定から、学問全てを統合できる認識技術の可能性と未来価値をみなさんと共有したいとおもいます。