オバマ大統領の広島訪問が実現するしないに関わらず・・・
アメリカのオバマ大統領が5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)で広島訪問をするかどうかというのが話題になっています。
一個人としては訪問が実現することで歴史の新たな一ページを刻んでほしいなと感じるところです。
とは言え、原子爆弾の投下国であるアメリカの現大統領。
そのポジションの人が発する一言一言、行動には深い意味を持つことになりますし、様々な意見が寄せられることとは間違いありません。
実際に、「オバマが謝罪しても、それはアメリカの言葉じゃない」
そんな言葉も一部では飛び交っているようです。
しかし、人間一人として、歴史的な悲劇として原子爆弾の利用については抵抗しなければなりません。
それは大統領というポジションの人間であっても必要なことだと思います。
国家という枠、大統領という枠を超えた一人間・一個人としての行動や発言を周りが認める文化を作らなければ
日本での靖国神社参拝なども同様に本質的な問題は同じではないでしょうか。
単なる感情論を超えた、新しい基準点から物事を整理して調和していくしか道がないと感じます。
日韓の慰安婦問題も「最終的かつ不可逆的な解決」との認識表明をしたように、
認識の違いをまとめることは本当に難しい問題です。
だからこそ過去からの延長上で判断・審判するのではなく、未来の融合からスタートする新しい調和の世界を作っていきたいと思います。