「拡張現実(AR)」と「仮想現実(VR)」の違いって?
2015年から2016年にかけて急激に情報が入ってくるようになったと感じる
「拡張現実(AR)」と「仮想現実(VR)」の世界観。
・AR(Augmented Reality:拡張現実)
・VR(Virtual Reality:仮想現実)
せっかくなので、このタイミングで整理しておこうと思います。
・AR(Augmented Reality:拡張現実)
まずはお決まりのWikipediaより。
拡張現実(かくちょうげんじつ、英: Augmented Reality、AR)とは、人が知覚する現実環境をコンピュータにより拡張する技術、およびコンピュータにより拡張された現実環境そのものを指す言葉。
ん、わかるようでわからない。笑
簡単に言えば、現実の一部にコンピュータ情報を付加する技術。
自分が見ているのはあくまで現実画面で、現実に存在するオブジェクト(モノや商品など)の上にコンピュータで仮想的に作成したオブジェクトを追加するなど現実を拡張するという概念がARの技術ということになります。
ARの技術はウェアラブル端末と組み合わすことで、生活の中に様々な変化を生んでいきそうな気がしますね。
現実社会とコンピュータ映像を融合させている分、利用者自身は何が現実で何がコンピュータ情報なのかの区別がつきやすいという点が大きいような気がします。
・VR(Virtual Reality:仮想現実)
こちらもまずは、Wikipediaより
バーチャルリアリティ(英: Virtual Reality, 英語発音: [ˈvəːrʧuəl riˈæləti])とは、実際の形はしていないか、形は異なるかも知れないが、機能としての本質は同じであるような環境を、ユーザの感覚を刺激することにより理工学的に作り出す技術およびその体系。
これは何ともわかりにく表現。笑
言い換えるならば、仮想という名の通り現実とは全く違う世界をコンピュータによって作り出し、それを見せるというやり方。
コンピュータによって作り出された世界をあたかも現実世界のように思わせる仮想現実。
技術の進歩によって視覚や聴覚以外にも触覚などの五感覚に直接作用するような仮想現実ができ、360度完全に仮想現実で埋め尽くされれば、本当に現実と仮想現実の差がわからなくなってきますね。
拡張現実(AI)や仮想現実(VR)が身近なものになるにつれて、今までと比較にならないような新しい概念・サービスが一般的に広まっていくことは間違いのない事実で時間の問題です。
2016年は「AR元年」とも言われているようで、今年1年が終わった時にどんな社会になっているか楽しみという気持ちの反面、危機感などいろんな考えが走ります。
私たちのライフスタイルは一体どこに向かって収斂(しゅうれん)されていくのでしょうか?