ポスト舛添さんを決める東京都知事選の不公平性について
舛添元東京都知事が辞職後、「ポスト舛添」が誰になるのか、東京都知事選候補者について連日報道されています。
東京都知事というポジション争奪戦が繰り広げられていますが、
東京都知事選投開票まであと6日。
どういった流れになっていくでしょうか。
今後の東京都の都政に大きく関わる都知事という役割。
東京都にとどまらず、日本における役割、世界の中の東京の役割は小さくないはずです。
また、リオデジャネイロのオリンピック閉会式で次回開催地東京へのリレーを受け取る都知事という役割。
世界に顔が知れ渡るということで、本人の能力や周囲との関係性、信頼も当然ながら、華やかさなども求められてきますね。
そんな中、私が最近感じるのは、選挙の不公平性についてです。
各種メディアでは、主要3候補や有力3候補などと3名の候補者がよく取り上げられるケースがあります。
メディアの観点からしたら、多数の候補者がいる中で全員を均一に取り上げるのは難しいし
現実的な観点から実際に都知事になる可能性なども考えると見せ方が偏るのはしょうがないと思います。
しかし、選挙の公平性という観点では、全員に均一的にチャンスを与え
また、公開討論などで自身の思いや政策提言などしっかり話しながらお互いの意見交換をし、
誰が東京都知事になるというより、どうすれば東京都の都政がよくなるかという論点をもっと語ってもらいたいなというのが正直な意見です。
また、キャッチフレーズ選挙という言葉もよく耳にしますが
どの党の代表なのかやなど部分的な情報に惑わされず
一人ひとりが都の未来のため、大きく言えば日本の未来のために考えていく必要があると感じます。
また、投票率が低下していることの何が本質的な原因なのか?
私はそういった公平性に対する仕組みや見せ方によるところが大きい原因だと感じます。
参議員選挙の時もそうでしたが、投開票当日に自民党のCMが堂々と流れたり、メディア操作を自然と疑いますね。
自分と繋がらないところで誰かが裏で糸を引いている
組織票なるものが存在して自分の一票なんてと思ってしまう
そんなことの蓄積から選挙に興味がなくなったり政治そのものに興味がなくなったりするのではないかと思います。
政治家だけが都の未来、日本の未来を考えるわけではありません。
都民一人ひとりが何に関心があって何を問題・課題だと思っているかをざっくばらんに共有できる場の重要性を理解し
問題発見会議みたいなものを地域あちこちで活性化し、個人の意見を吸い上げて社会全体、都市全体が一体になって運営していくボトムアップ型の政治の仕組みができればと願います。
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